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2004.01.07

NHK教育で行こう!〜その3「おかあさんといっしょ」

久々にNHK教育ネタ。
今回は「おかあさんといっしょ」。言わずと知れた幼児向け番組の基本にして王道、伝統の番組、一度も見たことがない幼児はいないのではないかと言われる番組である。内容は解説するまでもないだろう。3〜4才児あたりを主な対象にした、子供向けの歌や体操や着ぐるみ劇などのバラエティ番組である。
ちなみに、現在の放送時間は月〜土曜の午前8時30分〜59分と、午後4時20分〜49分である。放送内容は、歌や手遊び→アニメ「でこぼこフレンズ」→着ぐるみ劇「ぐ〜チョコランタン」→ダンス「デ・ポン!」→「パジャマでおじゃま」or「はみがきじょうずかな」→石を使ったアニメ「へんし〜ん」(曜日限定)→今月の歌→曜日替わりコーナー→動物の映像→体操「あ・い・うー」→エンディング「スプラッピスプラッパ」 と、だいたんこんな流れ(日によって若干前後や省略あり)。
曜日替わりコーナーは、タイトルだけあげると月「サイコロあっぷっぷ」火「どっちどっち」水「しりとりドライブ」木「イチジョウマン」金「ぐるぐるキッチン」土「やぎさんゆうびん」というラインナップである。

さて、この「おかあさんといっしょ」、このタイトルだけあって(なのか?)、大人にもファンがけっこういる。子どもと一緒に見ているお母さんたちはいわずもがな、ちょうど朝や夕方に家にいてNHK教育を見るチャンスのある人などにも意外にいる。特に夕方4時台は、ほとんどの民放は再放送時間帯にあたるので、裏番組のライバルも少ないのだ。

さて、そういったマニアも含め、やはり大人の気になるのは出演者である。子どもが一番好きな出演者はだいたいスプー(「ぐ〜チョコランタン」のキャラクター)あたりだが、大人は歌のお兄さんやお姉さんや体操のお兄さんのほうが気になるわけ。まあ、大人で「スプーに会いたーい」とか言ってるならそれはそれでアレだけど。

私が本格的に見始めてから、お兄さんお姉さんの交代がちょうどあった。今年度の春のことである。それまで杉田あきひろ、つのだりょうこという2人が務めていた。「だんご3兄弟」のヒットを飛ばした2人の次の代にあたる。その2人が卒業して、春から今井ゆうぞう、はいだしょうこの2人が兄姉をやっている。(体操のお兄さん(佐藤弘道)、デ・ポン!のお姉さん(タリキヨコ)は引き続き任を務めている。)

はじめの頃、先代兄姉の番組を見て、実のところ、私はかなり驚いた。お姉さんはどうということはないが、お兄さんが、茶髪の長髪。色黒で、なんというか、いわゆる「NHKの歌のお兄さん」のイメージとは正直かけ離れていた。NHKもずいぶん鷹揚になったもんだなあ、と感慨にふけってしまうくらいだった。ちなみに、こちらがオフィシャルサイトなので、ご本人の姿も見られます。
ところが! さらに驚いたことには。このお兄さんが、また、歌がべらぼうに上手い。基本的に番組内で歌うのは子ども向けの歌なのですが、「今月の歌」(毎月新作がヘビーローテーションする)などでは、ポップス風やバラード風などの、単純に子ども向けとも言えない歌もかかる。こういった歌のとき、特に映える。
声がいい。ハイバリトンで、色気がある。子ども向きの歌を歌ってるにもかかわらず色気を感じさせるのだ。それでいて、日本語のことばが綺麗にききとれるし、単純な歌でも情感が聞き手に伝わる。ソロの部分がかなり飾って歌うが、お姉さんとのハモリの時は発声をかえて、綺麗にハモる声と歌い方で歌っている。つまり、自分の歌い方や声をうまくコントロールできる歌い手であるらしい。
今はこんな人が歌のお兄さんをやるのか!と驚いていたら、あとから知ったことだが、すでに「レ・ミゼラブル」などの舞台で一定の評価を得ているミュージカル俳優さんだと知った。そりゃ上手いはずだ。だが、演劇の舞台を見に行くことなどほとんどない私が、このような人の存在を知ることができたのは、どういういきさつかは知らないが、「おかあさんといっしょ」のお兄さんをやったればこそ、なので、感謝せねばなるまい。
4月には「屋根の上のヴァイオリン弾き」の舞台に出演するそうだ。観に行きたいが、キサラがなあ。キサラ4ヶ月か。どうかなあ。無茶か。

ところで、現在の歌の兄姉のほうはといえば。
正直、お兄さんのほうはまだまだ発展途上。4月の時点よりはだいぶ声も出るようになったが、あまり歌は得意ではないらしい。実際、ご自分でも、あるインタビューでそれらしいことを話していた。だが、明るいキャラクターやしゃべりのテンションが、歌のお兄さんらしくてよい。前のお兄さんは歌は天下一品だったけど、しゃべりは声質もあってか、ちょっとぼそぼそとして聞き取りづらいことがあったのだ。
で、お姉さん。これがいい。あやうく萌えてしまいそうである。元宝塚の人で、歌の上手さではヅカでも有名だった人なのだそうだ。ぱっと見、美人でキツそうに見えるけど、しゃべるとどうもボケ系っぽい。なんだかカワイイ。テンション高めのお兄さんとはけっこう合う。
それでいて、歌はこれまたべらぼうに上手い。子どもの頃から中田喜直に師事して童謡を歌い込んでいただけあって、童謡がめちゃめちゃいい。クラシック風でなく素直な歌い方なのだが、胸にせまるのである。他の歌もいいのだが、器用なのか若干技巧に走ったり、テンションがあがりすぎると声がカン高くなってしまったりするきらいがある。
いずれにしろ、個人的には、いい感じに好きである。

そんなわけで、今日も、対象年齢者がいないにもかかわらず、8時半になるとNHK教育をつけてしまう私なのであった。

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コメント

あわわわ、これはコメントしなきゃ・・・でも時間が・・・(;_;)
これも語ると長くなるし、私も思うことかなりあるんだけど。
ま、とりあえず。
しょーこ姉は絵が下手。絵かき唄でアレなら・・・
以上。

投稿: T・伊藤 | 2004.01.07 18:46

娘がそばで邪魔しながらコレ打ってます。(トラックボールを触りたくて仕方ないらしい・・・)
で、つづき。
先代のお兄、お姉の週替りコーナーから気になっていたが、週替りのコーナーで子供たちの行動がなんだかなぁ〜なのだ。
言うことを聞けないのか、目立つように親に入れ知恵されたのか、理由はどうあれ、おとなしく座っていられない子が増えて来たように見える。
「さいころあっぷっぷ」なんてサイコロが止まる前に掴みに行くなんて許していいのか、とさえ思ったんだよなぁ。
お兄がサイコロを取って来た子に「ありがとう」と言ったのが発端となって、その後エスカレートしていったのは事実であろう。
親が「サイコロを取って来ると誉められるよ」なんて子供に教唆したんじゃないかと・・・(^^;)
だがさすがに直近の回を見ると収まって来ているのでさいころあっぷっぷ収録時にフロアADあたりが注意いれてるのかも知れない。
その代わり、「どっちどっち」は相変わらずだ。
座っていられない子供は今の風潮なのか?

おかあさんといっしょに子供を出演させるのが密かな親の自慢になるらしい。
いないいないばぁ!は子供タレントで収録しているので一般の子供は無理だが、おかあさんといっしょは公募制。かなりの倍率だが可能性はある。
それに収録はよっぽどの事がない限り撮り直しの無い一発勝負。
収録に至る道がググルと出てくるから一見。(おかあさんといっしょ+収録 で検索)

えっと、今はこのくらいかな。
思い出したらまた追加するかも。

投稿: T・伊藤 | 2004.01.07 19:48

曜日替わりコーナーの子どもたちのお行儀については、「ありゃりゃ」と思うことは事実ですね。
だが、あれは、番組スタッフが事前に親や子どもたちに注意しておけばすむことなので。毎回一人だけならともかく、何人もの子どもがああいった行動に出るのは、一人一人の親の責任というより、番組の方針なのかなあと思う次第です。みんな整然と並んで静かに行儀よく進行するのではなく、逸脱したり騒いだりするのも子どもらしさ、というような。
社会性よりも個性を重視する今の時代に沿った番組方針なんだろうなあと思う反面、見る側としてはやっぱり、ちょっと見苦しすぎだなと思うのが本音ですね。

投稿: あずみ | 2004.01.10 13:34

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