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2003.11.09

NHK教育で行こう!〜その2「ピタゴラスイッチ」

NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」が、第30回日本賞総務大臣賞(子供番組の部最優秀賞)を受賞しました。で、本日夜、放送されます。というわけで、今日は急遽予定を変更して(←嘘)「ピタゴラスイッチ」の回にします。

先に「日本賞」の解説だけ簡単に。
「日本賞」教育番組国際コンクールは、全世界の放送機関を対象に幅広く募集する、教育テレビ番組のコンクールです。対象は子供向けに限らず、青少年向け、大人向けなどのジャンルに分かれていますが、今回「ピタゴラ」が受賞したのは、12歳までの「子供番組」の部です。

さて、本題の「ピタゴラスイッチ」。
これがまた説明しにくい番組でして。公式HPはこちらにあるのですが、これを見ても、どんな番組だか全然見当がつかないのが正直なところ。
一番わかりやすいのは、とにかく1度見ていただくことです。今夜(11月9日)午後9時より、「ピタゴラスイッチ 第25回 みかたをかえてみるの巻」が放送されます。それを見ていただけば、一目瞭然でしょう。
(ちなみに、HPの「第○回」と一致しないのは、昨年度からの通し回数になっているからと思われます)

が、見られない方のために、とりあえず、あえて説明してみることに挑戦してみますと。
他の平日午前中の番組と同様、15分番組ですが、その中でいくつかのコーナーに分かれています。毎回やるレギュラーコーナーと、回によってやったりやらなかったりするコーナーがありますが、まずレギュラーを紹介します。

 ・ピタゴラ装置(ギミック)
子供のおもちゃで、ビー玉を上から転がしてレールに沿ってころころ落ちていくのを楽しむのがありますよね。あれの間に、いろいろな仕掛けをはさんであるような装置をつくって、実際に動いているのを写すコーナー。言葉で説明するのは難しい。ビー玉転がし以外の装置であることもしばしばあり、一度見たら惹かれること請け合い。
 ・「〜〜の巻」
レギュラーキャラが登場し、人形劇の形で、日常生活の中での子供の「ふしぎ」についていろいろな視点から紹介して考える。
 ・おとうさんスイッチ
お父さんと子供の1組が毎回出演。五十音のある行(たとえば「あ・い・う・え・お」)が毎回決まっていて、子供が1字指定すると、お父さんがその文字を頭文字にした動作を考えて動く。例えば、「おとうさんスイッチ『あ』→『あくびをする』」など。
 ・線画アニメ
昨年度のメインは「フレイミー」今年度は「10本アニメ」。えーと、見てください。なんとはなしに1次元と2次元と3次元が交錯する微妙に不条理系です。
 ・アルゴリズムたいそう・アルゴリズムこうしん
えーと、見てください。曲に合わせた2人1組の「体操」と2人以上でできる「行進」なのですが、振り付けの組み合わせが絶妙です。「一定のアルゴリズムによって体操すれば隣とぶつからないんですよ」というところからこの名がついたそうだ。
ちなみに体操・行進するのは、お笑いコンビの「いつもここから」。
この他にも、準レギュラーの歌(これも歌詞がちょっと不思議。言葉遊びが多い)コーナーや「おじさん何してるの?」「なんのあと?」「きょうのスイッチ」や、なぜか単発で出てくる謎のコーナーなど、いろいろあります。

ああ、なんて文才がないんだろう。全然ピタゴラの説明になってないー。
といっても、言葉ではとても説明できない番組なんですよ、これ。ほんとに。
基本的には子供(幼児)向け番組なんですが、大人でもハマる人続出です。今までに私の周囲でこれを見せた大人は、全員、「おおー」と感嘆しながら見ていました。(時間帯が時間帯なので、その後も見続けるかどうかは人それぞれですが。)
それもそのはず。この番組の監修は、佐藤雅彦氏です。名前だけだと誰?という人もいると思いますが、コイケヤ「ポリンキー」(ポリンキー、ポリンキー、三角形の秘密はね♪)のCM作った人とか、NECの「バザール・デ・ゴザール」作った人とか言えば、「ああ」という方も多いのではないかと。
かく言う自分、初めて見た時から、どっぷりハマりました。教育テレビ好きとはいえ、必ず新作の回(注:教育テレビ平日午前中は2週間ほど再放送を繰り返す)をビデオに撮ってまで見るのはこの番組だけです。

とり急ぎ、今夜の放送に間に合わせるように書いたので、文の荒れはご容赦ください。

そうでした、最後に。
通常放送は毎週火曜午前9時15分〜、水曜午前10時30分〜。新作は原則として水曜隔週です。この他、月曜、火曜、土曜の午後4時55分〜、5分バージョンの「ピタゴラスイッチミニ」の放送がありますよ。

【追記】(2004.4.9)
2004年4月より、NHKの公式サイトの内容の大幅な変更により、上記の記事内のリンク先で消失しているページがあります。ご了承ください。
現在ピタゴラスイッチを紹介しているページはこちらです。
また、2004年4月からピタゴラスイッチミニの放送時間が月〜金曜の午後5時35分〜5分間に変更となっています。

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コメント

あはは。勝った!ってのは冗談にしても、教育TVウォッチャーとしては毎朝のTV欄確認は欠かせない。
特に祝日と国民的行事がある時は。(まぁ、NHK公式HPの番組欄を前日確認すればいいんだろうけど)
時刻表示のない夕方の「いないばぁ!」「おかいつ」を録画しているうちに身についた習慣です。

 さて、「ピタゴラスイッチ」。
あずみさんより上手に文章で説明しようとするのは私には絶対無理な事で。
初めて「アルゴリズムたいそう」を見た時の衝撃、何度か文章にしようと試みたけれど、ダメでした。
「見て下さい。そして感じて下さい」 これ以外、ないでしょう。
対象は幼稚園、保育所となってますが、大人でも「ほぉ!」と思わせてくれます。「へぇ〜」とはちょっと違う、「ほぉ!」ですよ。

先日、娘のおもちゃを見に近くの輸入子供雑貨の店に行ったんですよ。
陳列してあったビー玉を転がす事ができる木の積み木を見て私がポロッと呟いた、「ピタゴラ装置みたいだな」という言葉に
店の方が「そうですね、そんな感じですか」と応対されたのにちょっと嬉しかったり。
職業柄、子供番組に敏感なんだろうけど「知ってる!」って感じだったです。

投稿: T・伊藤 | 2003.11.09 13:36

9日夜放送の日本賞「ピタゴラ」は、コンクール向け編集の特別バージョンでしたね。
「おとうさんスイッチ」「アルゴリズムたいそう」などのレギュラーコーナーは全然なく、むしろ「角砂糖アニメ(通称テケテケフォーメーション)」や「何してる点?」などのレアコーナーばかりでした。
線画アニメの「フレイミー」も、普段はサブタイトルはついてないですし。
そういえば、夏休み頃に、「あれ?今回はおとうさんスイッチもアルゴリズムもない、変な日だなー」という回がありましたが、あれがコンクール用だったのね。
まあ、確かに、日本語圏以外で「おとうさんスイッチ」やっても意味がわかんないだろうしなぁ。

投稿: あずみ | 2003.11.12 10:42

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